1%の努力 2020 ひろゆき

・何となく図書館にあったけん、借りてみた・・・・何年か前にネット記事で見たことあったし
しかし、そんなにひろゆきのファンじゃないけん、あんまり動画も見らんようにしとるんよね
意識して避けとるかもしれん・・・
印象だけやけど、理屈しかなくてうるさい(笑)
が、本ではそんなにうるさくなかったけん、よかった
あれはメディア向けのパフォーマンスなんかね、普段もあんなんやったらきついけど

ひろゆきの半生が少しかいとったけん、それは興味深かった
赤羽の団地で育って、1年浪人して、大学のときに企業した
アメリカ留学も1年しとる
大学のときはバイトをいっぱいしとる
ネットが流行りだした1990年後半に、たまたま乗れたらしい
その会社とは別で? 2ちゃんねるを作った
意外と、高校までは普通に聞こえた
大学で企業はおかしいけん、やっぱり普通の人ではないが、本書の本人評価は普通の人、らしい

・さて、1%の努力と言われても、正直読んどって内容よく分からんかった・・・あんまり入って来んかった。あんまりまとまりなかったか?
多分・・・
そもそも人生は無価値なので、利己的に、自分のために生きろ
最低限の努力をして、残りは好きなこと楽しいことをしろ
その最低限の努力さえちゃんとやれば、後は適当に生きても絶対になんとかなる
あとは、まず自分を知って、努力と思わんほど好きな分野に時間を使って、自分にとって努力ではないことに没頭しろ
それが個性になり、魅力になる
そういう人は、職場からの需要があるけん(面白味がある人はチームに入れやすい)、仕事は探せばある
だから心配しなくても、生きていけるよ、みたいなことか?

・大事かつ難しいのは、その最低限の努力が、めっちゃ難しい、ということね
本書で具体的には書いてなかったと思うけん、人それぞれの状況でやるべき努力があるっていうことか
ここで頑張れ! っていうタイミングだけは頑張ればいい、ってことかね?
それがいつなのかは、人によるのか

・なんか序盤に、ニーチェ永劫回帰みたいな話が書かれとって、やっぱり人生を楽しむっていうのが
多くの人のテーマなんかね?
ひろゆきが人生楽しんどる、とあんまり見えんかったが、まあ楽しいより楽って言う事やと思う
ストレスなく生きることが大事、みたいな
ミニマリストみたいなこともかいとるけんね
それはよく分かる・・・
しかしミニマリストになってしまうと、1%のストレス、すら嫌なんやけどね(笑)

・この本読んで、初めて自分の人生に努力があったかを振り返ってみたけど・・・
そう言われると、俺も大したことはやっとらんね
高校受験と大学受験はやっとったけど、きっかけはそれも何となく、やし
大学受験の勉強はちゃんとやったね、それは間違いない
そして、大学の推薦で仕事も決まって、その仕事でたまたま知り合った社長さんのとこに転職して、
なぜか年次が一番上やけん、上のポジションももらった
大学受験以外は適当やわ・・・運よく手に入れたね
ひろゆきに教えてもらうまでもなく、既に実践しとったかもね

・ただ、結構利己的な生き方をおすすめしとるけん、それは俺の弱いところやね・・・
何か自己犠牲の精神を大学と社会人で学んで来たけん、それで仕事があると言えばあるけど
なかなか自分の利益や権利だけを周りに主張するっていうのは、難しい
ひろゆきみたいな人に言われると、余計に嫌なんかも(笑)
仕事をブラックボックス化して、自分だけが出来るようにする・・・か
確かに、生きていく上で、利己的に生きるべきっていうのは分かる
が・・・やっぱり仕事を属人化させてはいけない、っていう考えの方が好きやけどね

・まあ内容はともかく、ひろゆきは文字の上ではまともっていうのが、分かっただけでも良かった
2回目を読みたいほどではない