捨て本 2019 堀江貴文

・何冊か著者の本は読んだことある
結構文章がシンプルで、文字数もあえて少なくしとるけん、分厚さのわりに読みやすいのが常
本書も読みやすかった。
内容は聞いたことあるような、ミニマリスト的なもの。
ただ物質に限らず、何でも捨てていい、っていう教えと、その考えに至るまでの幼少期からの経験が書かれとる
その自伝的な内容が結構面白かった。

 

諸行無常
改めて意味を調べてみると、世界は絶えず変化していて、同じものは一つもない、という意味やった。
仏教の教えで、人生もいつかは終わるつまり死ぬ、ということ
死を意識し、いつか来る死の前に、本当に大切なことをするべきである、みたいなことらしい。
これってハイデガー実存主義も似たようなこといっとらんかったっけ?
die with zeroでも、一番大事なことをやるべき、みたいな話やったけんね
これが先輩方からの教え、ということか。真摯に受け止めるべきやね
仕事に追われとる場合か? 果たして

 

・本書で、改めて思い知らされたのは、「意味ないものは捨てろ」ということね
物質は実際に捨てればいいけん、分かりやすい。
この連休で服を結構捨ててしまったけん、部屋はすっきりしたが・・・
でも、精神的にも捨てなければならないものが、もっとある。
本書では、例えばプライドを真っ先に捨てろ、とあった。
俺の目下の問題としては・・・例えば、気付いたらyoutubeとか適当なネットサーフィンをしてしまっとる、かね
本当はその時間読書でもやればいいとに、ね。
じゃあ、思い切ってpcを捨てるか?
pcで銀行口座とかnisaとか、絶対に必要なものもあるのに・・・それでもpc捨てるべきか?
難しい・・・
が、じゃあいつまで同じような日常をやっていくのか、っていうのもある。
この本をきっかけに、捨てるのか・・・どうしよう

 

・家におる時間、これも捨てればいいかもしれん。
家におるけん、暇すぎて、youtube見よるってだけの可能性もある。
外に出れば、youtubeを見る手段がないけんね
しかし、カフェで読書するのか、金がかかる・・・それでも家から出るべきなんか、どうなんか。
難しいけど、ストレスも捨てるべき対象
もし、俺がyoutubeをまた見よる・・・って状態をストレスに思うんやったら、捨てるべきやわ
しかし、将棋とかお笑い見ること自体は楽しいけんね。
けど、もういいわ、って言って捨てられる、捨てる習慣というのか、これは大事やね

 

諸行無常の話に帰ってくるが、結局時間を何に使うのか、っていう話よね
youtube以外にもっと大切な何かをすればいい、っていうだけ
でのその優先順位が難しい。
その代わりになるものが読書でいいのか? とも思う
本は楽しいが、youtubeと何が違う????
もう年間100冊も達成しとるけん、読書自体が頑張ってやるものじゃ無いんよね
普通にやれば出来るものになってしまった。
youtube見るように、読書出来てしまう・・・
何か外に出て、スクールとかセミナーみたいなんに金かけた方がいいんんかね・・・

 

・この本は、よくあるミニマリスト系の本と同じではあるが・・・
しかし、何か捨てたいものがあるときに、また読みたいかも。